誰も見捨てず、誰も責めず。
心が満たされた時間を過ごして、全員で次を向く。
これを地で行く最高の生き方の手段としての”農”ライフ。
このページで紹介するのは、ムドーさんという方です。
菜音キャンプin淡路島の村長として、お米を育てたり、アスパラガスを育てたりそんな日々を送られています。
なぜ紹介したのかというと、正直人生で初めて「カッコいい先輩に出会ったな」と思ったからです。
これまでいろんな”就農”されてる人に会ってきました。
ただ、経歴が異質。そして、生き方が本当にカッコいい。
愉しく生きる。仲間を大切にする。縁を大切にする。
これを口先だけで言う人は大勢います。
でも、仲間を見捨てず、そして新規で人生に迷う人に「ファミリーとして共に進もう」と門戸を広げる懐の広さがある。
さらには、なぜ”農”なのか。
その根拠を語れる人は、なかなかいませんでした。
自分のこだわりとしての”農”ではなく、
作った作物としての生き方を示す”農”ではなく、
人を蹴落とすようなことをせず、みんなで次に”アガ”っていくために、
最高に光でいるための、手段としての”農”。
ここを、理論整然と語り、生き方もしっかりと裏付けされている。
はたまたバイオトイレをやったり、音楽のイベントをやったり、イカナゴ漁の手伝いしたり。
リアルで動いた事がある人なら知っていると思いますが、漁師さんってなかなか「身内感」が強い人たちです。
その人たちにちゃんと”友”として受け入れられている。
そこからも、そのパイセンの背中にぼくは惹かれたわけです。
だから、いつもどおり”ムドーさん”とここでも呼ばせていただきます。
出会ったのは、淡路に来てから2年が過ぎた頃でした。
本当は来てすぐに紹介されてはいたんですが、しっかりと話すようになったのは2年が過ぎた頃です。
知らないうちに、ぼくのメルマガを見られてたみたいで、
「赤原くん、面白いよね。今度話したいんだよね。」と声をかけてもらいました。
正直、最初は怖いなーって思ってました。
何が怖いかと言うと、心底見透かされてるのを感じたからです。
これはリアル特有の感覚ですが、どんな生き方をしてきたのか。何が価値観なのか。これは会えばわかります。
それこそ、ご飯を食べれば一撃です。
嘘をつけない人だなと、すぐにわかりました。
でも、これは裏を返すとぼくも同じです。
ムドーさん自身が誰も手放さない生き方をしてきた人であること。
ちゃんと自分の軸を持って生きている人であること。
慕われたらちゃんと面倒を見る、時間を育む。共に進んで未来を見る。
これをちゃんとしてきた人だと感じましたし、逆に言うと、そこで共鳴したからこそ「赤原くんと、共に進みたいんだよね。」と、言葉をかけてもらったのかなと思っています。
ぼくも、中々の波瀾万丈な生き方をしてきました。
でも、こんな書き方をしたら怒られるかもしれませんが、ムドーさんも大概です。
東日本大震災を経験し、当時やっていたミュージックバーを畳み、そして家族と、仲間と、みんなを連れて移住。
このたった2行の中にどれだけの苦労があったのか。想像に難くないのは伝わるはずです。
まだそれこそ乳児もいる中で、新天地を探しながら、草伸び放題の今の”菜音”に巡り合っています。
これまた、ぼくが語るのは価値が下がるのでここでは割愛しますが、今の土地との出会い方なんて、マジで運命ってあるなと感じます。
言霊・エネルギー・スピリチュアル・波動。
これを、口先だけで言う人は大勢います。
ただ、人生を辿れば辿るほど「この人は”やっている”」
そう感じられる人です。狙ってシンクロニシティーを起こしてるなと、それが地に足をつけて生きる事なんだ。正直に、真っ直ぐ、光に生きる事なんだと背中で見せてくれました。
そんな人が、
- 人は一人で生きられない
- だからこそ、最高に仲間を大切にできる
- そこには”農”しかない。
そう語るわけです。
すごく納得度高く話を聞きました。
お金稼ぎでは、役に立つ人と・そうじゃない人が生まれる。
でも”農”だと、労働でありみんな平等。
だから、好きな人を好きなままでいられる。
”お金稼ぎ・ビジネス”だと、資本金とか色々あるけど、
”農”だと、そこに年間10万もあれば、
大の大人(男性)が、5人・6人「1年間、食べ続ける」だけのお米が取れる。
地面に裸足で立って、いい空気吸って。
好きな仲間と共に笑いながら、
好きな仲間を好きでいながら、
お金だって得られるんだよ。赤原くん。
そう言われた時には、納得しかありませんでした。
もちろん、今では”農”ライフとして弟子入りさせてくださいと、お願いしているところです。
マジで、素敵じゃん。パイセン。
非の打ち所ないですよ。って思いました。
ちなみに、ムドーさんのサイトはないですが、
運営されている”菜音”としてのページがあります。
ぜひ見てみてください。
また、このページに行き着いた人へのメッセージをもらっています。
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いかがだったでしょうか。
このartistのページのトップに書いた、
- 我欲に進む人が多い世界で、それでも光に生きることって大事
- 地に足つけて正直に生きることこそが「未来への最短」
これを少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
また、次の回もお楽しみに。