どうも、赤原です。
今回は、よくある質問への回答も兼ねて、記事を書いていきます。
その質問は何かというと、
『好きなことがない、やりたいことがない、でも、独立起業はしたい。この場合、どうしたらいいですか?』
という質問です。
この質問、結構多いんですよね。多分、この記事を見ているあなたも、どこかしらで「そもそも、私ってどうなりたいんだっけ?」という自問自答したら、意外と明確な回答見つからなかったりするかもしれません。
なので、ぜひ、自分ごととして考えて見てください。
ということで、以下に、回答していきますね。
『好きなことがない、やりたいことがない』現象の根底にあるものとは
さて、もし、友達からこういったことを言われたら、あなたはどう回答しますか?
そもそも、なぜ「好きなことがない、やりたいことがない」という現象に陥るのでしょう。
答えからいうと、中期的長期的視点から、自分の人生を考える機会が、少ないからなんですよね。
例えば、学生時代の夏休み。大学だったら2ヶ月間くらいあったりします。本来、この期間ってやりたいことがあれば、そこに向けてお金をためて、バックパッカーの旅をしたり、海外に行ってみたりと、いろんな自分の幅を広げることもできる時間です。
でも、ずっと目の前のことに終われる風潮が、世間にあったりするため、急にポッカリ空いた時間をどう使っていいかわからないため、結局みんな遊んだり、アルバイトに使ったりするわけですね。
それは、他の年齢層も同じです。
社会人でも、ゴールデンウィークや、シルバーウィーク、年末年始に、ここぞとばかりみんな遊びます。
でも、ぼくからしたらまとまった時間があれば、全部、学びに使うわけですね。
これって、意識高いアピールしているんじゃなくて、時間を使う優先順位が明確に決まっているから、そこに時間を「使いたい」という気持ちが起きるわけです。
もちろん、社会人の人たちは「普段遊べないから遊びたい!」という気持ちがあるのかもしれません。
でもそれって、視点をずらしたら、普段の生活は、したくないことをしている、もしくは、どこか我慢をしてしまっている、その反動として、遊びたくなるのかもしれないわけですね。
だからこそ、早い段階から「自分の欲望」「自分のしたいこと」「自分の生きる意義」について、考えることって、すごく大事なのです。
やりたいことを見つけずに事業をすることについて
では、やりたいことがない状態で、事業をやることはできないのか?というと、「そんなことはない」のが答えです。
あなた自身を例に考えてみましょう。
仮にやりたいことがない場合、どうやって事業を展開するか。
答えからいうと、自分でできそうなことをリサーチ(調べる)して、足りないことは身につけ、事業を展開することは不可能かというと、もちろん可能です。
その時のあなたのお客さん候補の人たちと、インターネットを介して繋がり、その人たちを幸せにすることができたら、そこから対価としてのお金をいただくことはできます。
ちなみに、ぼくが考えて欲しいのは、ここからなんですね。
「じゃあ、それって幸せなの?」ということなんですよ。
仮に、もし「サラリーマンがいやだから、独立起業したい」という人がいるとしましょう。
そして、独立起業を叶えて、事業を展開して、お金を得ることができたとしましょう。
これって、経済的には満たされているかもしれません。
で、心は?と考えると、、、さて、どうだろう?ということなんですよ。
お金だけ得て幸せになれるか、というと、違いますよね。
お金を得た先にあるもの
これってすごく大事なところなので、ぜひ、心して読んでください。
お金が全てじゃあない。確かにそのとおりです。
じゃあ、お金を得なくていいのか、というと違うんですよね。
むしろ、お金がないことで、本来受けられる医療も受けられず、お金がないことで、夫婦共働きをしないといけなかったりする、そんな見方もあります。
つまり、お金を得ること「自体」は大事なのです。
で、ぼくが言いたいのは、「その先」を見ようよってことなんです。
本来、自分はどう生きたいのか、どうなったら幸せなのか、どうしたら、自分の人生の最後の瞬間に「あー、楽しかった!」と思えるのか。
そういったことを、早い段階から考えることって、すごく大事なんですよね。
この習慣がないから、「やりたいことがない、好きなことがない」と思う人が増えるわけです。
人生の攻略法
だから、ぼくがずっと言っているのは、「空気を読む」のは、必ずしも必須じゃあないよ。ってことです。
例えば、両親や自分の周囲の環境が貧乏だからと、あなたも貧乏な未来にしか進めないかというと違います。
我慢が美徳だという人もいるし、我慢こそ人間的成長に繋がるっていう人もいますが、でも、欲を満たしまくった先に、「いろんな世界を知っているからこそ生まれる発想」だってあります。
知らないことは、描けないわけですね。
だから、どんどん未知のものに触れるべきだし、だから、本を読むべきだし、だから、学んだ方がいいのです。
たまに、「人生の攻略法って、なんですか?」って聞かれるんです。
そう聞かれた時に、ぼくが答えるのは「学ぶことだよ」ということです。
ぼくらは、知識面でのシェフなんですよね。
そして、事業とは、『いろんな材料を仕入れて、自分の中で、お客さんが最高に喜ぶ顔を思い浮かべて、料理をして提供する。』この一連の流れのことだと思っています。
そして、対価としてお金をもらうわけです。
だから、勉強をしないって、材料を仕入れないのと同じなんです。
そして、野菜の作り方から、魚の釣り方から、全部自分で背負い込んで、本来だったらしなくていい苦労を自らして、どんどん、難しい展開に自分から向かっていくわけです。
まとめ
ということで、冒頭の質問について回答します。
「やりたいことがない、好きなことがないけどどうしたら」この質問については、「別にいいんじゃね?」と思うのです。
学校教育の仕組みについて、否定するわけではないですが、どうしても今のカリキュラム的には、明日の宿題、明日のテスト、塾の予習、そんな「目の前のこと」に向きがちです。
だから、いきなり将来のことを考えても、頭がパニックになって、「えー、わからない、、、」となるのも、無理ないと言えば無理ないわけですね。
じゃあ、事業を後回しにするかというと、違うなとも思うのです。
もっというと、自分で「今できるベスト」の形を、事業として展開しながら、より良い自分を探し続ける旅こそが、人生だとぼくは思います。
だから、昨日の自分に負けない今日の送り方をしていたら、それで十分だと思うんです。
悩むことと、怠惰は違うんですよ。
怠惰は、だらだらと過ごして、時間を浪費すること。
反面、悩むことは、自分の将来にとって必要なことなんですね。
この悩むことを、早い段階からした方がいいことには変わりないです。
その方が、「コレジャナイ感」を未来に感じる量は減るからですね。
でも、どんなに考えたって、実際にやったら、「あれ、、、」と思うことだってあると思います。
だから、今「やりたいことがある」と思っている人だって、実際にやったら「あれ、、、」と思うことだってあります。
だからこそ「どっちでもいいから、マイベストを尽くしながら、さっさとやろーぜ」と思うのです。
乱暴な言い方しますが、「100%確実」なことって、この世にないわけです。
ベストパートナーと思う人と結婚しても、別れたりする人が多いのが、世の常です。
事業も同じです。もっというと、未来だって同じです。
未来は仮決定でいいんですよ。そして、常にベストを尽くしながら、違和感のポイントを見つけて、その場その場で軌道修正。
そして、実現したい未来に、一歩づつ近づいていいわけです。
一発正解なんか狙わなくていいので、ガンガン進みましょう。
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